子どもの思い、親の思い
先日子どもの個別懇談会があり、先生と今後の教育目標などお話ししました。
有難いことに日々よく頑張っているとたくさん褒めていただき、親としては一安心。
これからどうしていきたいか、何を頑張っていきたいか本人と話したところ、通常級のクラスに行ってみたいと。
先生も私も一瞬フリーズ。
支援級にいる彼にはハードルが高いんじゃないかと思っってしまったんです。
通常級に行ったら勉強について行けなくて学校が嫌になってしまうんじゃないか。
お友達とうまく遊べるのか。
不安しか出てきません。
後日、友達にその事を話したら
「それも子どもの経験だよね。私たち親は手が届くところにいて守ってあげたいし、その方が安心する。でもそれは親の都合であって、子どもの思いとは違う。今そこを避けてもいずれか経験しないといけない時がくる。だったら経験させた方がいいんじゃない?」
そうだった。
私も子どもの時、これをやってみたい!行ってみたい!と親に伝えた時応援してもらえなくて、寂しかったな。
私にはそれはできないんだ、やったらダメなんだと諦めることが何度もあった。
だから自分の子には全力で応援したいと思ってたのに
こんな小さな一歩も引き留めてた。
反省です。
でもこの話をして、私の親も大切に思うからこそああやって言ったのかなと納得。
不安の原因は私の経験からくる思い込み。
問題としているのは私で子どもにとっては問題じゃない。ただの望みでしかない。
気づくことができて良かった。
子育ては迷うことの連続で、子どもの世界にいかに入り込まないか、考えを分離できるか日々学びです。
これからどうしていくかはまだ分かりませんが
流れに身を任せながら、受け入れながら、気づくことができたらいいな。